メール道
仕事を始めて、慣れ始めた頃から、
ずっと、気になってたことがある。
仕事関係のメールに決まってつける
「お世話になっております」
とか
「お世話になります」
とかいう枕詞だ。
電話でも大概の連中がこの文句つける。
礼儀てきには、無難で、ビジネス用語の典型なんだろうけど、
儀礼的なところがおもしろくい。
そんなことを考えてるときに
「メール道」という本を読んだ。
テクニック的なことについては、
最後にちょろっと書いてあるだけで、
大方は、メールを使う際のこころ構えとか考えかたについて書かれていた。
要するにインターネットの特性とかふまえつつ、
人間同士の係わり合いについて洞察しながら使えってことなんだと思う。
大分参考になった。
少ししか書かれていないけど、
テクニック的な部分も的を得ているように感じられて、
明日から使ってみたいものばかりだ。
メール冒頭の挨拶文についてのくだりで、
この著者はいつも「こんにちは」ではじめてるといっていた。
「お世話になります」と比べればダンゼンこちらのほうが
人間味のあるメールになるような気がする。